2010年5月21日 騰訊娯楽が独占スクープ! 上海世界博覧会の中文版主題歌(テーマソング)は、中国の著名作曲家の譚盾と世界一の著名プロデューサー クインシー・ジョーンズQuincy Jones (Quincy Delight Jones II)による《阿拉侬:Better City Better Life》になるようだ。 http://2010.qq.com/a/20100521/000010.htm 百度検索によれば、遅れること一日 22日には85サイトがこの情報を伝えた。 http://news.baidu.com/ns?word=%D5%C5%F6%A6%D3%B1+cont:3624634354&cl=1&tn=news&rn=30 この記事によれば、《阿拉侬:Better City Better Life》は、譚盾の得意とする前例のないユニークな音楽技法”水揺滾”を用いて、中国を代表する著名歌手の劉徳華と张靓颖が歌うことになっているらしい。実際聞いた限りでは、曲はこの”水揺滾”を用いたパートが、どこかアフリカを思わせるリズムとテンポで、途中からQuincyらしいメロディーラインで美しい歌唱へとつながっていく、曲の大半を占める、"阿拉到上海来看世博,阿拉侬,侬,侬 BETTER CITY 希望城市更加美好 阿拉侬,侬,侬 BETTER LIFE"というフレーズは、これが中国で作られた音楽であることを忘れさせる。これは譚盾の音楽とQuincyとの融合の結果、彼らの音楽が、既に中国音楽という枠の中には無いためだろう。 歌うのは、张靓颖と劉徳華だが、譚盾にとって娘も同然の张靓颖をここでも起用している。1月の終わりに张靓颖は、日本の音楽家喜多郎と彼女の夢だったグラミー賞のレッドカーペットを歩いた。それもノミネート楽曲の歌手としてグラミーから招待されてだ。中華系女性歌手としては、唯一の存在で現地でも注目を集めた。譚盾にしてみれば、これが気に入らないのではないだろうか? 彼は、张靓颖をグラミーに連れて行くのは私だと自負しているようなところがあって、そのため、今回の曲のデモレコーディングでも力が入っていたようだ。(张靓颖と一緒に仕事ができるだけでもご機嫌のようだが。。。) 《阿拉侬:Better City Better Life》はこんな曲だ! http://www.youtube.com/watch?v=s9fC2xMvoKo 张靓颖の隣でニマッとしているのが譚盾 |
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